二度と離さない

●幾らか以前書いた考察とも文の内容被る上に、絵のあとがきは下の方にあります!


十代とユベル及び前世の十代とユベル等の考察回!



人的にユベル特大の謎は
現世のカードで精霊なユベル前世で改造受けたユベル
どこまでが同一もしくは要素・記憶を継いでるキャラなのか、もしくは別キャラ扱いなのか…???
だと最近常々思っている次第。


というのも作中ではその辺の描写ふわっとどうにでもでもとれる程度で、

今のユベルは
石版とか通して現世に初めからカードとして生まれたユベルなのか?  もしくは
前世の改造されたユベルがそのまま何らかの力でカード化しました的扱いなのか?
(前世のユベルって十代の前世ってだけじゃなく精霊ユベルにとっても前世なのかみたいな)

更には今のユベルに前世の記憶有るとも無いとも明確じゃなく、
特に、記憶があるとするとじゃあここの描写どういうこと…?というシーンが多い。


具体的には、

【前世のユベル】
覇王は光の波動という敵から優しい闇の宇宙を救う存在で、
その力を持つ前世十代の心が大人になるまで守るのが使命と直接教わっており、
そのために体を改造までした。

【精霊ユベル】
光の波動にあまり言及せず関心薄そうというか、むしろ「力くれたんだ」と悠長なこと言ってる。宿敵なのに。
そして超融合する際わざわざ改めて、前世十代からボクらが戦うのは光の波動だと教わっている。
覇王のことは一貫して親しい人間すら切り捨てる残虐な存在扱いしている。



エド父みたいに 悪い力だと分かっていたけど抗えなかった…!と言うわけでもなく、
直接的にユベルの口から前世に対する言及等されたこともなく、
かといって明確に前世と現世で分かれてますって描写も有るわけじゃなく、
結局ど、どうなのだ…?となって考えると難しい…!!



世の記憶があると解釈も出来る(記憶無いとしても通じる)台詞・描写はちょいちょい有りはします。
例えば

「やはり君は覇王だ。ボクにとっての永遠のあこがれの存在なんだ。」
って台詞の"覇王"や"永遠"を前世まで含めて考えることも出来ます。
でも、この台詞って正しくは

君を命をかけて守ろうとした大切な人をこんなふうに傷つけるなんて、やはり君は覇王だ〜」
って台詞なので、もしこの台詞を前世覚えてて踏まえた上で言ってたとしちゃうと

ユベルは前世の十代のことすら、大切な人さえ傷つける非道な存在(になるorなった)と思ってることになり、
なんなら前世でユベルだけを愛すると誓ってた訳で、前世十代が傷つける大切な相手ってユベルのこと…?
みたいな新たな疑問がどんどんと生まれてしまう問題なんですよ…!

(覇王考察にも書いたけども
宇宙救うためには心の成長が必要 = 覇王(心の闇)はデフォルトが残虐な力なのでそれを制御するため
という可能性があり、そうなると前世の十代もあの後残虐な存在になったorなりえた可能性も出てくる)


ユベルが覇王っていう単語とその力を十代が持ってる事知っているのも前世由来の可能性はありえますけども、
ユベルはアモンら相手みたいに人の心の闇が見れるので、素で十代の強い心の闇(覇王)の力も察知できる…かつ
普通の意味での覇王(武力支配する人)ってことなら、前世関係なくとも単語知ってておかしくない。

異世界で前世無関係のバードマンくんが言ったのが、本編初出しの単語でもあるからね。覇王。


傷付け合うことが愛であるユベルにとって覇王は残虐に傷付けまくれるからすごい。
大切な人をこんなふうに傷つける〜も単に自分が現世で宇宙飛ばされた皮肉。
くらいの認識であの「やはり君は覇王」って台詞言ってるほうが、
前世踏まえて言ってる台詞と考えるよりも、文脈的には理由スッキリするような気もしないではない?





あとユベルが光の波動で歪む前から幼少十代に過保護なことについて、
前世の十代を守りきれなかったからじゃないか(光の波動が現世でも滅びずにいるし)
…等々が想像はしやすそうに思いますし、

超融合時に十代から出てきた前世の姿も子供のままだったので
分かりやすさ的な大人の事情を仮に置いといたら、その姿のうちに前世十代が亡くなった。
でなくとも波動滅びてなかったのは、前世が心が大人に成長する前に亡くなったせいな可能性も出てきますが、


そうなると直接的に間接的に、前世の十代が亡くなった理由って光の波動関連の可能性が大なわけで、

もしそうじゃなかったとしても、
前世十代が侵略に対抗させられる宿命背背負わされたのは光の波動のせいなわけで、
それが原因で前世ユベルも体を改造すらしたわけで、

ユベルに前世の記憶あったら「力をくれたんだ」どころか誰より憎み恨んでてもおかしくない位では




そして、前世のこと覚えてるならユベルは現世十代のことも
“覇王としていつか光の波動を倒し宇宙救う使命がある"って認識があるはずですが、
本来前世十代と一緒に達成を目指した大事な使命だろうに、特別そんな認識ある素振りも無いという。

心が大人に成長するまで守らなきゃなのに、あの過保護なやり方で心が成長出来る認識持ってたのかもよくわからない。



まあこのような感じで、
もし前世と現世のユベルが(記憶)繋がってるとすると疑問点が出てくる問題なんですよね。
かと言って、明確に記憶がない描写も有るわけじゃないのだ。


大体前世の記憶ないとしても、


前世ユベルからカードになる過程で要素を継いでる別存在っぽい扱いなのか?(マハードBMとカードBM的な)
前世本人(地続き)が何らかでカード化してるけど、記憶だけ飛んでいるのか?いつからなんの理由で?
全部じゃなく一部の記憶だけ飛んでる説、としてもどこからどこまでの範囲か一切描写無いから分からぬ。
光の波動で記憶まで歪んだ説、これも描写無いので現状じゃ脳内想像要素が強すぎる。何とでも言えてしまう。
記憶はないけど前世の影響滲んでる説(無意識にアテムとの因縁続いてる海馬みたいな)

もし記憶あるなら

・じゃあ結局本編中のユベルはどういう認識持ってることになるのか。
前世がどうあれ今の自分が自分説、としても光の波動へ無警戒薄関心はしないような
今十代の愛さえ手に入れば前世の宿敵や使命どうでもいい説、でも覇王への認識の疑問等は結局理由ハッキリしないんですよね。



等々つまり、どれなの??わかんないのですけど???!!!
ってことなんですよ!!


自分個人の解釈で本当にどうでも好きに言えそうというか、
各々の中でひとまずこう解釈しておく以上にさせれないというか、そしてそのどれも絶対正解にはならないというか…迷路だ。



あとがき

というわけでこっからが描いた絵のあとがきです。今更すぎる!!けどほんの少しだけ前置き関係あるかも。

る意味十代とユベル集合絵という感じですね…!
切ない表情が多いけども、超融合と、十代がユベル離さないぞってしてるので
表面上ではシリアスに見えるけども、切ないことも色々あって経験経てきたけど、もう離すもんか!っていう結果的には熱くて幸せな絵のつもりです!

そして彼ら周りだけの要素でも集合させれちゃうくらいには二人には色々有るわけです。


内訳は

ユベル、十代(後期、初期)、ドラッヘ、リッター、暗黒使徒ヨハン、暗黒皇帝マルタン、腕だけの頃(ポット入り)、エネルギー体・リック状態、目玉状態、覇王十代、幼少十代、前世の十代とユベル、カードユベルや打ち上げポット

使徒はアモン戦で泣いてるところのイメージで、
皇帝は作中腕から決闘盤痛そうに生やすシーンがあるので、痛い腕をさすってるようなイメージです。

前世の十代とユベルは本編上唯一二人で映るシーンが
ユベルが目瞑りながら(映り小さいので多分、かつ途中からは目開いてるけど)前世十代に跪いてる感じのあるシーンなので、描く時も跪かせたくなる部分があります。



世でのユベル側は敬語は勿論、改造すること(途中突撃されてる辺り)前世十代に伝えずに実行してそうなとことか、
体改造する理由は友を守りたいのが本心っぽいのに、前世十代本人にボクを守るために…と言われた際には
これが自分の役目だと伝えるとことか

改造中でも遠慮なく突撃してくる・自ら永遠の愛誓うなどの十代側はともかく、
ユベル側は優しいのと同時に覇王(の力を持つ者)と騎士(リッターの和訳)って関係なこととか、服装の違い見るに身分差や主従などの立場差があって、ただ友ってだけじゃなく忠義とかも含んでそうな身の上上、
主君っぽそうな前世十代に対し、感情吐き出すよりかは従者として一線引いて弁えてそうな印象が個人的にはあります。



現世のユベルは十代に敬語は使わなくて、
でも喋り方が目玉時代や十代幼少時代は十代……十代……って少ししっとりした感じもありつつ、

ただ今度は人間と精霊という差、決闘者と使われるカード(しもべ)の差 という再びある意味主と従の関係でもあり、
十代に召喚してもらわなきゃいけない、そうしないと戦えもしない立場になり
幼少の十代自身もユベルの戦いたい想いをくもうとしていて、
でもユベルはもはやその垣根を越えて独断で対戦相手病院送りにさせて、結果それキッカケで自分の状況悪化したりしてて。


そして3期の復活後には光の波動の影響もありつつ、すっかり自分の感情を全面に出すことになり
前世に関する記憶の有無は分からないけども、もう使命も関係なければ
(むしろ十代を自分の傷つかない鱗で守るどころか、自分が十代を傷付け傷付けられる逆転現象)、
異世界という精霊も実体化し生きている場所で立場による隔たりも関係なく、
ただ自分だけを愛して欲しいという想い一本で本音を吐き出してぶつけてて。


そうしてぶつけ合った結果、最後は十代も受け入れてくれて超融合後し、理解し合い、
最終的な二人は一心同体であることにより、上下や立場の差も無くなった同等かつ同一の存在であり、

結果ユベルは十代に対して気を使うどころか、容赦なく減らず口で好き勝手言えるという。かわいい。



とまあ今書いたのは漠然としたただの印象・解釈ではあるのですが、
なんとなくそういうそれぞれの、その時期特有の違いや変移、


そして色々なものを経て、切ないことも多かったけども、最終的には行き着くべき終着点へに行き着くことも出来た。
そういう歴史の渦ようなイメージも片隅にありつつの絵です。