いたって個人的覇王考察


ただしこの絵は前世の方。前世も同じく覇王の力があるのだから
五円玉目出来はしそうよね、やったことあるかはともかく。

・ここ最近覇王とはなんぞ?ということをずっと考えている。
考えて考えすぎてもう切りがないので
一旦まとめてみました。そしてもうあまり考えない!
とはいえ自身もGX全て完璧に記録・記憶出来ているわけでは
そりゃないので正確性は100%じゃないですし
(重要な描写等あったことに後から気付くかもしれない!)
眠る前に書いているのでいろいろぼんやりでもあり、
所詮私の中でだけの現時点でのまとめでしかないので
違うんじゃねとかもろもろ思っても無言でそっとしておくように!
※あとちょいちょい修正します

先に現時点で大きい部分の結論だけ言えば
覇王=心の闇、強い覇王の力を持つもの=強い心の闇を持つもの
正しい闇の力=心の闇を正しく使う力
=覇王を正しく使う力

分かりづらいので
鎧覇王=覇王として君臨してた十代、場合によりユベル戦時も含む
覇王=覇王の状態
覇王十代=覇王状態の十代
と分けましたがこの時点で既に分かりづらいんだぜー
長いので本文は追記に


最初のきっかけは色んなwikiで覇王が別人格扱いだったからなのだけど、
別に十代って鎧覇王状態でも「成長したんだよ」発言したり今までの記憶も自我も持ってて、
ダークネス戦では鎧覇王の姿で通常十代が喋るイメージ映像があったり、
鎧覇王含め覇王の時の記憶はずっとあるようなのもあって
(むしろその時の記憶がトラウマで融合使えなくなってた訳だしね)
別人格っぽい描写って始めの
<我が名は覇王
この人が「我が名は覇王」とか言い出した時くらいよね。
っていうかまじでこの人誰よっ?!
この後形が変わって十代の姿に変化したけど、最初のこの姿は
もみあげがないので確実に遊城十代ではないようだし、
だから同じくもみあげがない前世十代説も思ったのだけど、
もし髪の毛が影のうねうねを表現したものでなければ
この人髪型が一昔のアイドルみたいなゆるふわウェーブ(?)っぽいので
前世十代とも違くなる。大体前髪が十代と違って分けてある
あとこの時単にデザイン決まってなかった可能性もある。
でも結局は単なる十代が創りだしたイメージに思う、ゆるふわの理由は知らん。

しかしこれで十代がただ単純に心の闇に囚われただけの闇落ちってだけなら
※これらはイメージですだけで納得いくのだけど、問題なのは
“その闇が覇王という単語を知っている"ということである。
覇王というのは前世で出てきた単語である。
これは十代は前世十代の魂を受け継いでいる
(と言うのが正確かは分からないけど、超融合の時十代の中から
前世の十代が出てきたあたり、残留思念なりが存在するのか?)
ことによって、覇王という単語はその前世から受け継がれた
部分から出てきたのではないかと推測してみる。

とはいえ前世部分からでた単語だとしても、
その前世で覇王とは正しき闇の力であったり、十代において
闇の波動を正義として使っているのに対し、
何故かどう見ても悪役。
本人も悪になってでも力で世界支配しちゃうゾ☆(要約)
と言ってたり、ユベルもモンスターを犠牲にして自分は無傷なんて流石覇王
みたいに、覇王はそういう無慈悲ものだとして扱っている。

後その決闘中同時に
(覇王の力でお前を消滅させると言う十代に対して)
「ボクの十代はそんな非情にはなれないよ。」
という台詞があるために、覇王は非情でも十代は非情では無い、
覇王十代とは覇王十代という人格ではなく
“覇王"状態(覇王という力を持った)の"遊城十代"であることが分かるので、
覇王は状態?もしくはゲームで言うジョブ?みたいなもん
であると思われる。
またユベル以外だと、最後の輝きを放つ(?)三沢が
(覇王は消えたという十代に対して)
「今のおまえも覇王十代も一人の人間の一面だ。
どんな人間にも、悪と正義の面があるんだ。
いいかげんにしろ!所詮力なき正義では、みんなを救うことなんか出来ない!!
力強い覇王の一面をコントロールしてこそ、正義は実現出来るんだ!」

オブ達は覇王を幻影だとか心の壁、心の闇みたいな感じで言ってる。
ついでに一応アニバーサリーブックには
十代の心に"覇王"の声が囁きかける
心の闇に囚われた十代は異世界を力で統一するため"覇王"に成り果てる!
と書いてある。

>今のおまえも、覇王十代も、一人の人間の一面だ。
どんな人間にも、悪と正義の面があるんだ。
なので覇王十代(鎧)とはよくアニメとかコントとかで何か考える時に
頭の中で天使と悪魔が出てきて善いことと悪いことを囁く演出があるけど
その悪魔部分が表に出っぱなしの状態なのではないかと思う。
なので闇マリクみたいな消えたり特別な事情がないと生まれない二重人格とは違って誰にでもあるものだけど、
普通は善と正義の天使(十代)と悪魔(覇王)がせめぎ合っているのに対して
強い心の闇によって…というかユベルが
「君の心の闇が…覇王が」と思いっきり言ってるので、
覇王という名の心の闇によって天使(正義の心)部分が閉じ込められているために
普通じゃない非道なことも出来るみたいな。

しかし、覇王状態の十代がそういう状態であるとして
その状態がなぜ覇王の力という名で前世から呼ばれ、
破滅の光と戦うことになるのかが謎である。
まず一般用語として覇王とは
1、覇者と王者。覇道と王道。
( 覇者は覇道(武力や権謀)で天下を治めるもの、
王者は王道(徳や仁義)で天下を治めるもの)
2、武力で諸侯を従え天下を治める者。

なのでまず覇王という名称自体に力で天下を治めるという意味がある。
なので力で世界をどうこうという事自体は
覇王として違ったことは言っていない。
そして四期の十代はミズチを守れず何をしてでも力を欲する斎王に対し、
力を受け入れたことによって力とは慾望ではなく
大いなる使命を果たすために使うものであると言っている。
その時の斎王が(鎧)覇王だった時の十代を表し対比しているのだとすると、
・悪を倒す為に鬼にも悪にもなってひたすら強い力を渇望し
力を振るい続けるのが3期でなってしまったような覇王
・悪になってでも力を渇望し振るうのではなく、自身の正義(使命)を
行うことに対してのみ力を使うのが超融合後の十代。

なのだろうと思う。
そして(超融合後の)十代がこそ正しい闇の力で破滅の光と戦い宇宙を救える状態であるとするならば、
正しい闇="使命のために使う力"を持つもの
なのではないかと。

更に言うと覇王とは優しい闇を救うことが出来る力を持つが
覇王自体はその力を正しくない方向に使っている状態なのではないかと。
なので心の闇に囚われ覇王(の力)に乗っ取られる・振り回されていたのを
心の闇(覇王)を受け入れ、自分の中に取り込んだことによって
覇王の力を持ち、しかし覇王に間違った使い方をさせることなく
正しく闇の力を使っている状態が今の十代であり、正しい闇の力を持つ者ではないかと。
こういうことであれば三沢の
>力強い覇王の一面をコントロールしてこそ、正義は実現出来るんだ!
という発言通りでもある。
前世の時、覇王になるものが〜ではなくあくまで覇王の"力を持つもの"が
優しい闇を救うと言われているのがのがポイント?
そして世界王はユベルに対して少年の“心"が大人に成長するまで守らねばならない
と言っている。肉体ではなく。
その大人の心とは未熟じゃない、覇王(心の闇)の力にも心とらわれることのない状態
なんじゃないかね。

つまり要約すると、
・鎧覇王とは覇王の力(正しき闇の力)を持つ者が正しく(心の)闇を使わず
そのまま覇王(力を渇望する者)になった状態
もしくは
・本来の覇王は正しい闇の力を持ち使う者の事だが
力を渇望する鎧覇王は本来の覇王の姿ではない
って感じに思いました。簡潔に言えば
覇王=心の闇、強い覇王の力を持つもの=強い心の闇を持つもの
正しい闇の力=心の闇を正しく使う力
=覇王を正しく使う力という結論です。
結果的に覇王が別人格ってのは闇マリクの二重人格や全く別人が入ってるアテムさんらとは違うけれど、
厳密には別人格では無くとも、自身の理性を無視して勝手に動いている自分の中の悪魔の一面
という意味では遠からず、なんだろか?
十代自身がダークネス戦で"お前みたいなやつを呼び覚ますために闇に堕ちたわけじゃない"
と言ってるので公式見解として闇落ちであることは確かなようだけど。

そいやユベルが心の闇(覇王)を起こせば自分の愛を受け入れてもらえると
思っていたのはなんでなんでしょうね。
受け入れる準備が出来ていなかったと言っているので、
心の闇(覇王)が眠っている十代では自分の闇、辛い気持ちや
傷つけ愛が理解出来ない、ってことなんですかね。
ちなみに今回の考察において、十代による覇王の力の解釈は
三期中以上に四期での発言を重視しています。
(前世の記憶をみて「それが覇王…!?」とそこで初めて
本当に十代が覇王を理解した様子であるので)

こっからは描写が少ないためにないただの思いつき程度の想像ですが、
なんで十代がそんな覇王の力持ってたかというと
覇王の力を持ってた人間が前世だったから
(覇王の力だけ持ってる、前世は持ってたでなく両方備えてる
ってのは偶然じゃ難しいかなと)、
その前世がなんで覇王の力持ってたのかは
更に前世があるのか、この代で出現したのか描写無いので謎ですが、
ともかく覇王の力とは転生する度、一緒に受け継がれるものとします。
するとユベルの使命は覇王の力を持つ者を少年から大人の心になるまで
自身の身を張って守ることであり
(誰にも傷つけられないうろこの鎧は逆に言えば
誰かにその身を傷つけられることを想定してあるわけなので)、
現在のユベルが前世からずっと生きている扱いなのか、
カードになるまでの過程途中で途切れているのか等々 は不明としても、
カードの精霊になった時点で人間と同じような寿命ではないだろうので、
覇王の力を持つものが生まれる度にユベルの使命が終わらない。
もしくは前世の時の影響でその人間を守る運命を必ず背負ってしまう。
(十代からおさむ兄さんらを排除したように)。
でも覇王の十代とユベルに融合しユベル=覇王となったことによって
転生の度にユベルがその相手を見つけ身を挺して守ろうとする永遠の使命から開放される。
(守る対象が自分自身になるため)
それで「悲しい魂の旅は終点についた。」
「二つの魂はひとつになって、もう決して離れることはないんだね。」

ということで、超融合した十代の寿命があるのかないのか
ユベルの永遠に生きて行くんだ!発言のおかげで分からないけども
寿命があって転生したとしても、今度はもう離れる
(十代とユベルが別々の魂として転生する)ことがなくなって
ハッピーエンドである。お幸せにユベル…(ノД`)

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