遊戯王GX見返し完走したぞおー!!!!

総評 遊戯王GXやっぱり超面白い!!

180話あるけど見返しして本当に良かったです!!
自分のハマった作品が何年経とうがやはりハマるほど良い作品だったことを再認識出来た。


と近頃はただでさえ配信があるしリンクスもあるしで、最近になってからGX見たぞって他の人も多そうなのに
私が長々サイトで考察してるくせして忘却によって恐ろしい的外れ書いてたら恥ずかしすぎるということで、
その辺の再確認も今のうちにしておけてよかったって思います…!
終了以降も録画分やら再放送等で見てるんだけどね、その再放送ですらだいぶ前になってしまうという現実。

流石に隅々全部記憶してたってわけではなかったけど、概ね解釈ひっくり返るような見当違いはなさそうで安心。
台詞メモも昔以上にたいぶ貯めたので、何かあっても読み返したり根拠提示したりがしやすくなったと思う。


して当たり前だけど何度GX見ようがユ ベ ル が 可 愛 い 。
その上美しいし格好いいし強い。最高。
私の中で不動の頂点に立つベストキャラは何年経とうが何度見ようがベストだったし、十ユベは凄かった。


GXの良いところを喋ろうのコーナー。沢山あるので再認識した一部分だけ。

GXは最初から最後まで学園もの・学生ものを徹底してるところが遊戯王シリーズの中でも最大の個性だと思う。
入学式から始まり、進学していき、みんなとワイワイする楽しい子供時代から一人で社会へ出ていく大人になるということを描き続けて、最後は卒業する。

遊戯王シリーズ全体でも学生であったり学園描かれること自体は少なくないけど、
大体そこだけじゃなく、本筋では学校生活とは関係ないボス敵がいて戦う方が多いですしね。
GXは異世界とかダークネスとか一見学生と関係無さそうな時期の方がむしろ
大人への成長とか将来への不安とか、そういう学生向けのテーマが強かったりする。
(どっちの方が良いとかじゃなくGXはこうってことね)

なのでずっと見てると一緒に乗り越えてきた感というか見守ってきた感というか、
アニメ放送期間も学生生活の3年とそんなに大きく変わらないので、
本当に友人や自分自身が学園生活送って乗り越えてきて卒業するような感慨があるのだな。


と文庫版によると元々和希先生がGXのお話受けた時点では一年約束だったらしく、
一年迎えようとしている時点で映画の話が持ち上がったものの結局それが2年目の話に反映されたらしい
って部分があるからなのかはわかりませんが、GXって結構過去の話を引っ張ってくるんですよね。

最初にお話全部想定しておけるのではなく、元々一年だったから二期三期四期と後からお話作らないとってなった時に、
今までとこれからで世界観があまりにも乖離しちゃわないように、今までの設定改めて再構築したり再利用してると思うんですよね。

実際一つわかりやすい例で言えば、
3期で出てくる幼少期精霊見えてたのに見えなくなってた
って設定が一番始めに出たのはド初期のタイタン回で、昔はモンスターの声が聞こえたって部分を3期に再利用したのかなと思えますし、
他にも後々の期間にそれ以前の期間にやった話の回想出したり、回想はないけど台詞そのまま使ってくること等が多々あって、
このシーンのこの言動は以前やった話を踏まえてるなって部分が多いんですよ。


は私が考察したがり人間(遊戯王限定)ってのもあるんですけど、GXは考察に意味あるんじゃないかっていう塩梅が丁度いいんですよね。

だいぶ長期の作品なのでそりゃなんでもかんでも意味があるとまでは言いませんけども、上の例みたいに設定として実は過去と先でちゃんと繋げられてるって部分も多々あり、
それでいてハッキリこれがこうなってこうこういうことです。みたいな説明されてない部分も幾らかあるので
そういうシーンも他の例みたいにちゃんと設定として繋がってるんじゃなかろうかって思わせてくれる空気がある。

なので布石とか伏線とかテーマとかそういうの意識しながら視聴するとまた見方が変わってとても楽しい。
逆に言うと一話一話や1シーン1シーンだけだとこれどういうこと…?ってなりやすそうな箇所があるのだけども…。

例えば155話で超融合する時の子供から大人のになるってことが、佐藤先生回等前の話ではそれ関係の話題沢山出てたり
最終話になれば十代本人が責任等引き受ける覚悟のことって喋ってくれてるんですけど
ユベル戦中とかではどういうことか説明されてるわけじゃなかったりとか。

3期翔が融合の使えない十代ならボクでも倒せる発言してるけど、実際に1期50話の重要でもないさらっと流される日常シーンの中で
翔が融合引けなかった十代に勝ってるシーンがあって、3期でもそれ意識で言わせてそうだけど覚えてない人も多そうだったりとかって
過去の内容覚えてたり踏まえて見れば、全体として見て描写されてるってパターンがちょくちょくある。



と若い頃GX見るのと大人になってからGX見るのでも見方が変わるとこがある。
昔はDAメンバーに寄った目線で見ることのほうが多かったけど、今はOBや大人のキャラ目線でも作品が見れるので
カイザーのまだ学生であるみんなを羨む気持ちだとか、そういう部分への共感が昔より強くなりましたね。

れでいてデュエル脳強いのが良いよねGX。
心の闇扱ってるのもあって、無意識に生じる責任とか周りとのイザコザとか未来への恐怖だとか現実への疲れだとか
精神追い込んできたり現実にもよくある生々しさがある描写やらが非常に多いのだけども、
なのに解決方法は徹底してデュエルであり、実際本当にデュエルによってちゃんと解決するというデュエル会話感。

明るく楽しい雰囲気から始まってその実遊戯王屈指の鬱々しさがありつつぶっ飛び展開させてくっていう
このカオスさはGXらしさだなって思う。



れとカードとの絆描写が強い!ってのが大好きなところですね!

精霊設定あるから掘り下げやすいってのもあるんだろうけど、それ以外でも
丸藤兄弟のパワーボンドだったりとかエドのD-HEROに対する背景や思い入れだったりとか、
キャラ間だけじゃなくキャラとカード間の話や、超融合みたくカードが物語に大きく関わってる
ってことが多いんですよね。

デュエル脳と相まって、カード=その人自身やその人が築いてきたものの象徴って扱われ方をしていて
私そういう自分のカードに思い入れ強い決闘者が好きなので、そういうとこ良いよね!って思う。

DMでもアテムとBMとか海馬と青眼等カードとの繋がりや因縁みたいなドラマあったし、
モンスターとかとのこういうの色んな遊戯王でどんどんやってほしい。


まだ書けるだろうけどもいつもの長文になってきたのでここで打ち止めます。
とにかくGXは今でも面白い!!!!
あと見たことあっても見返すと新しいことに気付けたりで楽しいよオススメ!ってことです。

次はせっかくリンクスにも来てるし5D’s見返すべきかしら。
それとも原作分はまだしもGX以上に見たのが以前になっちゃうのDMアニオリ部分がよいだろうか。
まあ今じゃなくてもそのうちどっちもまた見返したいですし、
配信で以降のシリーズが来たらそれもみんな見返したいですね!

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